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カズキヨネさん来校!

2015/02/27

カズキヨネさんに聞く、キャラクターデザイナーになるには?

ゲームソフト「神々の悪戯」やTVアニメ「ノブナガ・ザ・フール」など様々な作品のキャラクターデザインを手掛けるイラストレーターのカズキヨネさんが、なんと東京アニカレにサプライズ来校!


憧れのイラストレーターさんに会えて学生は大興奮!

恩師である東京校教務部長の田中先生との対談模様をお伝えします。


 

 

●イラストなどの絵の世界を目指そうと思ったのは何歳くらいの頃ですか?また何かきっかけはあったのでしょうか?

小学生の頃、少女マンガが大好きで漫画家になりたいと思っていました。
中学に入ってから同人活動を始めて、二次創作が多かったですが漫画やイラストなどを描いていました。
可愛い洋服を描きたくて、当時は女の子を良く描くことが多かったです。
漫画家になるのは難しいかなと思いましたが、やっぱり絵を描く仕事がしたくて、専門学校のデジタルアニメーション学科に入学しました。
アニメーションで動画を勉強すれば、静止画でも動きのある生き生きした絵が描けるようになると思ったんです。

●描きはじめはどこから描きますか?

鼻か輪郭ですね。
厳密に言うと、丸をかいて全体のアタリをとっていく球体人形みたいなところから描きはじめて、その構図でOKがもらえたときに、最初に描いたアタリを目安に輪郭や鼻を最初に描いていきます。

●絵のデザインやアイディアはどこから来ているのですか?

建築系の本などを見て参考にしています。
もともと好きというところもあるのですが、読んでいると、それぞれの国を体現しているデザインが多いんですよね。
日本建築の場合は「欄間」の模様とか柱の隅にある装飾などが、日本らしくてとても綺麗なものが多いんです。
その装飾を「洋服につけてみたら綺麗かな?」など考えながら、アイディアを練っています。
あとは、舞台衣装も好きなんですよね。
舞台衣装のデザインの本なども参考に読んでいると、新しい着まわしの発見があります。
人に服を着せるということって、生地を巻くということが一番原始的な方法だと思うのですが、舞台衣装を見ていると「ここからこんな風にして巻けるんだ!付けれるんだ!」という発見があって、デザインの参考になります。

 


この他にも『キャラクターデザインをする際やイラストを描く際は、どのようなことを意識しているか』や『上達のために必要なこと、やっておくといいこと』などカズキさんへの質問は続きました。

今回の対談に合わせて、大阪校からもインターネット回線を通じて大阪アニメーションカレッジ専門学校井原校長先生とマンガ・イラスト学科担任鈴木先生が参加され、在校生の質問を直接ぶつけさせてもらいました。
その模様は、後日公開予定です。お楽しみに!

プロフィール ―――――――――――――――――――――――――――

カズキヨネ
イラストレーター・原画家
ゲームソフト「神々の悪戯」やTVアニメ「ノブナガ・ザ・フール」などのキャラクターデザインを手掛ける。

小説「華鬼」のカバーイラストの挿絵を担当するなど幅広く活躍中。

田中 道信
カズキヨネさんの恩師であり、東京校の教務部長。
日本漫画家協会会員
現代童画会委員
「漫画バイブル2」(マール社刊)監修など

 

■カズキヨネさんの特別授業時の様子はコチラをクリック!

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