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「蟲師」長濵監督、そ~とめ氏による在校生、高校生向け 特別授業

2014/09/01

「蟲師 続章」「惡の華」の長濵博史監督と「蟲師 続章」で演出頭を務められたそ~とめ氏をお迎えしての特別授業が8月31日(日)に行われました。

 

「蟲師 続章」第二話の上映の後、作品に対する想いや映像に対するこだわりなどを監督自ら熱く語っていただきました。

特にこの作品は長濵監督が漆原さんの原作にほれ込んで、自ら企画書を書いてアニメ化を実現しただけに思い入れも深く、そのこだわりには驚かされました。

テレビアニメで使われる動画枚数は通常4000枚前後ですが、蟲師ではほとんどのカットがフルアニメーションで描かれ、なんと2万枚を超える動画枚数を使った話数もあったとか・・・。

そして、その監督のこだわりを支えているのが演出頭のそ~とめ氏で、ダビング用のラフ原画とタイムシートを全カットを作るという膨大な作業をお1人でされているそうです。

 

また「惡の華」では原作の独特の世界観を表現するためにロトスコープという手法を使って制作されましたが、このロトスコープという手法は一度実写で映像を撮影し、その一コマ一コマからアニメのキャラクターを起こし直すという、とてつもなく手間のかかる作業が必要になります。

実際に撮影された実写映像と、そこから制作されたアニメーション映像を比較する映像も見せていただき、その再現力の高さに参加者から驚きの声が上がっていました。

そして、これらのこだわりの詰まった映像だけでなく「ギャグマンガ日和」では、お二人とも、のりのりでギャグアニメを描かれていたり、本当にプロの懐の深さには驚きの連続でした。

 

最後にお二人から、これからアニメ業界を目指す参加者たちへ応援のエールと、専門学校で得た仲間がプロになってからの自分を支えてくれるから大切に…との熱いメッセージをいただき、参加者全員がアニメーションへの強い想いを再確認させていただきました。

お忙しい中、大阪までお越しいただいた長濵監督、そ~とめさん、本当にありがとうございました。またぜひ大阪に来てくださいね!

 

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