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来校ゲスト帖

KENNさんTALK LIVE!

 

8/19(土)のオープンキャンパスに、歌や舞台でも大活躍の声優KENNさんをお招きして、スペシャルトークライブを行いました。
大阪アニカレにお越しいただくのは2度目となるKENNさんが、これまでに経験してきた現場のお話や、声優で活躍するに至るまでのエピソードをお話いただきました。
最後に高校生・中学生へのメッセージもいただき、大盛況の体験授業となりました。

 

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司会:エンタメ業界を目指した経緯について教えてください。

KENN:中学生のころ、先輩の家に遊びに行ったとき、おもむろにギターを弾き始めた先輩がものすごくかっこよく見えて、高校生のとき自分でギターを買って、ギタリストになりたいってがむしゃらに練習をしていました。
のちにライブもするようになりましたね。
でも、練習をしてもうまくいかず伸び悩んでいた時に、ギタリストになるのは無理だと考えるようになりました。
そのとき、自分にはなにができるか考え、小学校のとき合唱団に入って歌っていたことを思い出して、歌は自分の身近にあると思い、ギターの経験も生かせる歌の道に進むことを決めました。

そして音楽の専門学校に入って、学園長から「メジャーデビューしているバンドの追加メンバーオーディションがあるから受けてみないか」と誘われて、オーディションを受けることになりました。
広い部屋で偉い人がたくさん座っていて、部屋の真ん中にポツンとキーボードがおいてあって、「じゃあどうぞ」と言われて弾き語りを始めたんですけど、本当にすごい緊張しましたね!ありがたいことに合格をいただけて、それが僕の初オーディションでした。

司会:音楽の道から俳優の道を目指したきっかけはありますか?

KENN:自分の中でもっと歌の表現を広げたくて、お芝居に挑戦したいと事務所に相談し、そこで薦めていただいたのが『ミュージカル・テニスの王子様』のオーディションでした。
またもや広い部屋で偉い人がたくさん座っているんですよね。
10人ずつぐらいのグループオーディションで、その場で振付を覚えて踊るんですけど、中にはバレエダンサーらしき方もオーディションに来ていて、圧倒されましたね。
絶対に勝てないって思いましたけど、とにかく全力でやって、そのオーディションで合格をいただけました。
そのときの役がかなりの短髪キャラで、そのときの僕は眼鏡で長髪だったので、我ながらよ く受かったな、という気持ちはありましたけどね。
そのとき選んでくださった方が、僕が短髪になったときを想像して、歌のセクションを聞いて、「いけるな」と思っていただけたそうです。

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司会:現場で大変だったことは?

KENN:舞台はやり直しが聞かないじゃないですか。
一度始まったら止まらない、その責任感というかスリルというか、怖い思いももちろんあるんですけど、みんなで同じ目標に向かって一ヶ月ぐらい練習を積み重ねて、それがすごい楽しいんですよ。

ミュージカルは特に段取りが多くて、照明さんや音響さんとの連携もシビアです。
今の舞台はもっと複雑になっていると思うんですけど、当時も新しい技術とか新しい見せ方をたくさん経験させてもらえましたね。

司会:声優のお仕事をする上で、舞台演技を経験していてよかったと思うところはありますか?

KENN:最初にミュージカルで物理的な距離感を経験していたので、遠くにいる人に伝える声と近くの人に伝える声、気持ちの発し方の違いを学べていたことですね。
どんな話し方が遠くに話しているように聞こえるのか、どんな話し方が近くに話しているように聞こえるのかを理解できていたことはよかったと思います。


司会:身体表現から音声表現に変わったとき、難しいなと思うことはありますか?

KENN:音声だけだと、体の動きとか顔の表現とかで説明ができないので、より細かな音程だったり、感情をマイクにのせなければいけないところですね。
そこは新鮮でもあり難しくもありました。
でも、僕が声のお仕事を初めてやらせてもらったときは、がむしゃらに元気よくがんばろうって気持ちでしたね。
技術的なことを考えるようになったのはもっと先のことですね。


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司会:声優を目指している方が、中学生・高校生のうちにやっておけることはありますか?

KENN:僕の場合は、お芝居の勉強や滑舌の勉強をもっとやっておけばよかったって思いますね。
自分の感受性って大人になってからでも磨けると思うし、そのための作品もたくさんあるので、技術面でナレーションをするための理論とかを、もっと早くから勉強しておけばよかったって思います。
アニカレだと勉強もしながら、しかもプロの現場さながらの設備を経験できるというのはすごいことだと思いますよ。
スタジオの空気感とか、機材に慣れておくことはとても良いことです。
ステージでもそうだしアフレコブースに慣れておけば、現場にでたときも、それほど緊張しないかもしれませんね。
僕の場合はそういう経験が全くなかったのでとても緊張しました。見たことのない部屋や雰囲気でしたし、そもそもマイクの前で台本を読んで、後ろから見られているってことに緊張しました!
自分の考えすぎだと思いますけど、「今すごい見られている」って思ってしまうんですよね(笑)。


司会:台本の中で大事しているところはどこですか?

KENN:「自分のセリフよりもまず人のセリフを読め」と教わりました。
台本をいただいたらまず自分のセリフを読みがちだと思うんですよ、自分の役を頂いて、「自分ってどんなセリフしゃべっているんだろう」って。
でも自分のセリフもだけど、相手のセリフももちろん大事なんですよね。
会話って、1人だけでしゃべっていても成立しないけど、それを1人収録のときでも成立させるには、やっぱり相手のセリフもきっちり読み込んで大事にしなきゃなって思います。


司会:歌で自分を表現するときにどのようなことを考えていますか?

KENN:「照れるのはやめよう」って思っています。
照れていては表現する上で得な事ってあまりないんですよ。
歌い終わってから照れるのはいいんですけど、歌の途中では照れずに出し切って欲しいですね。
たぶん先生たちも、あなたにしかない、あなただけの表現を見せてくれって思っていると思いますよ。
今日の体験授業ではぜひ出し切ってくださいね。
楽しんだもん勝ちですよ!


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司会:エンタメ業界で長くお仕事を続けていく秘訣を教えてください。

KENN:長続きできる秘訣があれば僕が知りたいですよ!笑。
先ほども少しお話しましたが、自分にしかできない自分にならできることがきっとあるはずです、それを見つけてそこにまっすぐ突き進んでください。
それと、挨拶や謙虚さや、思いやりの気持ちを忘れないでください。
作品はみんなで一緒に作って行くものですから、誰かと一緒にお仕事をする以上、相手をリスペクトすることも大事だし、謙虚な気持ちで一緒に目標に向かって作品を作ろうと思っていけば、この業界で長く続けていけるんじゃないでしょうか。


司会:エンタメ業界に進みたいと思っている高校生・中学生に向けてメッセージをお願いします。

KENN:今の時代、エンタメ業界はボーダレスな時代になっています。You Tuberの方がいらっしゃったりとか、僕ら声優がステージで歌ったり踊ったり、写真集を出させていただいたりしています。
いろんなことやらせてもらっていて、いい意味でも悪い意味でも教科書がないので、まっすぐ自分らしいことを続けていけば、夢に到達できるんじゃないでしょうかと思っています。怖がらずになんでも挑戦してください!
 

 

そして、KENNさんを講師としてお招きし実施した声優学科「特別授業」では、声優業以外にも舞台、ミュージカル、音楽(歌)など大変多くのご経験をお持ちのKENNさんならではの在校生にとって今後の役に立つご講話をして頂きました。
最後には、「目標に向かって強い意志を持ち、頑張って下さい。将来仕事でお会い出来ることを祈って応援してます。」と、激励の言葉も頂きました。

KENNさん本当にありがとうございました!

  

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【PROFILE】KENN(けん)
◆TVアニメ:『宇宙兄弟』南波 日々人 役 / 『サンダーバードARE GO』ジョン・トレーシー 役 / 『マクロスΔ』ボーグ・コンファールト 役 ◆海外ドラマ『Glee』シーズン5 エリオット・ギルバート役など多数の作品で活躍中

 

 

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